iPhone iPad　電子書籍　『人間の品格』日本人のあるべき生き方・働き方・リーダー学

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日本人のあるべき生き方・働き方・リーダー学
現在　７００円　→　３５０円　２月１３日まで

日本が世界に誇れる10人は、こう考え、こう行動した。現代の第一線で活躍されている方から、
物故されて久しいのにいまだに多くの人に敬愛されている人まで、
10人を取り上げた「品格」論の決定版。

第1章　渡邉美樹−自信と品格
計画表　経理会社、宅配便の運転手を選んだ理由
　　　父の仇を討つ　人生の結果＝（環境+偶然+遺伝）×ビジョン×行動
　　　教師との軋轢　人間観察力、洞察力を育てる
　　　偶然・運　救いの主が現れて倒産の危機を切り抜ける
　　　打ち込む　自信と品格の男のオーラ
　　　屋久島　心を癒す場所
　　　入院　一人でなく「仲間がいるから大丈夫」という心の変化
　　　夢　地球上で一番たくさんの「ありがとう」を集める

第2章　岡野雅行−職人の品格
代表社員　社員六名、年商六億の町工場
　丸める　蚊の刺すおゆな痛くない注射針秘話
　中退　仕事を通して世の中を学ぶ
　品格の素　豊かな人間性が才能を育む
　職人　一本どっこの自営業、牙を抜かれたサラリーマン
　奪い取る　四十直前で父親を追い出す
　頭の中　図面を引かないから無限の世界が広がる
　台湾行　キャバレー好きが真面目人間に大変貌
　少年の心　ビートたけしに似ている

第3章孫正義−情熱と品格
　ブロードバンド　韓国経済はこうして復活した
　武士道と帝王学　全員が兵隊意識の強い国・日本
　十七歳　四週間のアメリカ留学が人生を変えた！
　不退転　信じたことは絶対に引っ込めるな
　伝説　音声付電子翻訳機のアイデアが暗示するもの
　出会い　周到さと豪胆さを示すエピソード
　正義の人　孫が新規参入したことで一新した世界
　世界一　悪しき平等主義がこの国を歪める
　先見力　日本の未来を見つめた竜馬と信長

第4章稲盛和夫−真っ当さと品格
　真っ当さ　古来の伝統を打ち破る発想
　田中美知太郎の言葉　発明発見のプロセスは哲学の領域
　敬天愛人　チャレンジした結果が失敗に終わっても…
　 PASSION　成功への情熱
　会計学の極意　土俵の真ん中で相撲を取る
　幸之助の講演　ダムの蓄えを持って事業を始める
　経営哲学　銀行には極力頼るな
　わかりやすさ　根幹は製品の価格決定にある
　
第5章緒方貞子−血脈と品格
　女の武士道　裁量のおおきさが仕事への動機づけに
　 ODA　途上国援助が日本の国益につながる
　外交官の父　アメリカと中国で過ごした幼少期
　恋愛　緒方四十郎との運命的な出会い
　血脈　ルーツは犬養毅と緒方洪庵にあり
　勉学　第二次世界大戦の研究が年来のテーマ
　素顔　エプロン姿に撮影はごめんなさい？
　転職　四十一歳で国連との長い関係が始まった
　原動力　難民が生まれた故郷に戻れる喜びを見る　　　

第6章白洲次郎−プリンシプルと品格
　プリンシプル　日本語の頑固と似て非なるもの
　硬派　世間で思うイメージとは逆の硬骨漢
　燕尾服　食事の時、ネクタイをする習慣
　堂々　マッカーサーの右腕との英語問答
　高い志　ノブレス・オブリッジという発想
　吉田茂　白洲次郎を使い切った男
　服飾哲学　背広に始まり背広に終わる
　自動車　破天荒なオイリー・ボーイ
　潔い死　機密を一切口にしないで、逝った男

第7章安岡正篤−賢者の品格
　双葉山　「われ、未だ木鶏たりえず」
　終戦の詔勅　変えられた「義命の存するところ」
　陽明学　良知を求め、実践する
　中国古典　堅牢な安岡哲学を構築するもの
　座右銘　人生の達人への格言「六然」
　運命　学問を修養すると、人生も変えられる
　言行一致　高邁な思想だけではない
　師友　安岡を師と仰ぐ多くの人たち
　風格　四、五十歳になっても徳のない人は駄目だ

第8章池波正太郎−男の魅力と品格
　男の魅力　悪い奴でも実に魅力的
　映画通　馴染めないプロレタリア文学
　ヒーロー　弱気を助け、強気をくじく発想
　苦労　貧乏以上に辛かったこと
　人の価値　普通の人々にこそ尊敬できる人がいる
　贔屓の店　店員の良し悪しで決まる
　飲食　人間の本質が現れる
　颯爽さ　男が男としてちゃんとしていた
　ダンディズム　古いものを大切にしないと、新しいものが腐る
　　
第9章藤沢周平−清冽さと品格
　人情　生涯変わらなかった情の人
　懐かしさ　「すれっからしを、少年の心に還してくれた」
　抑制　山本周五郎とにていることへの弁明
　清冽　小説に人生論が入ることを嫌った
　文学賞　直木賞から吉川英治文学賞までの速さ
　交遊　城山三郎、吉村昭との「水のような友情」
　海坂藩　日本人にとって「失われた故郷」
　永遠　昔のにおいを感じさせる「よすが」　

第10章吉田茂−大宰相の品格
　　　ワンマン　出入り大工には「シゲ公」と呼ばせた
　　　天命　昭和二十年代の日本の舵取り役
　　　最後の宮廷政治家　天皇退位を阻止した男
　　　不遇　牧野真顕の娘と結婚で栄達のパスポートを
　　　親英的　日英はその関係を頑固にすべし
　　　交渉　戦争に負けても外交に勝つ
　　　勇気　マッカーサーから贈られた葉巻を断る
　　　抵抗勢力　いたずらに全面講和を叫ぶ知識人
　　　真骨頂　庶民から真実を嗅ぎとる鑑定眼　

現代の第一線で活躍されている方から、物故されて久しいのにいまだに多くの人に敬愛されている人まで、10人を取り上げた「品格」論の決定版。直接取材による情報・分析も含めて、それぞれのキーワードから斬り込んだ、これからの若者に日本人のあるべき生き方を示す本。

著者:馬場啓一
1948年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。CMディレクターを経て、作家・エッセイストに。流通経済大学教授として、「現代文章論」「日本文化論」を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
　
　
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